活動報告

2022.10.31

狭山事件の再審を求める市民集会に参加しました

 10月28日におこなわれた狭山市民集会に、部落解放同盟京都府連合会として参加しました。

石川一雄さんを支援するため、多くの市民が参加しました。

弁護団は裁判所に事実取調請求書を提出しました。

この弁護団の動きを後押ししようと、部落解放同盟では緊急の署名活動をおこなっています。

署名の数が10万筆を超え、12月末までに20万筆の目標まで取り組み拡大しよう、と提起されました。

インターネットからも署名ができます。下記のサイトから署名サイトにアクセスできるので、

まだ署名をされていない方は、ぜひ、お願いします。

狭山事件 59年目の新証拠 (sayama-jiken.jp)

事実取調請求では鑑定人尋問や証拠の鑑定を裁判所に求めています。

認められれば、再審開始へと一歩前進します。

石川さんの無実を訴え、無罪判決を勝ち取るまで、みなさんの支援をお願いします。

2022.10.14

改正プロバイダ責任制限法施行後の動き

 

2022101日に改正プロバイダ責任制限法が施行されました。

大きな特徴は、発信者の開示請求で、新たな裁判手続きが創設されたことです。

総務省|インターネット上の違法・有害情報に対する対応(プロバイダ責任制限法) (soumu.go.jp)

改正プロバイダ責任制限法、2022年10月施行 わかりやすく解説 | ツギノジダイ (asahi.com)

 

報道によると、103日に誹謗中傷を理由として申請された裁判所への開示請求により、3日後の106日、投稿のあったツイッター社への開示命令が出されたとのこと。これまでの手続きと比べると、段違いの早さです。

【爆速】「改正プロ責法」の本気、わずか3日でツイッター社に「プロバイダ情報」提供命令(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

 

また、関連ガイドラインも示され、20214月のSIA(セーファーインターネット協会)による「権利侵害明白性ガイドライン」によると「出自」を暴く行為は削除の対象と明記されるなど、一定の進展があるようです。

権利侵害明白性ガイドラインの公表と権利侵害明白性ガイドライン相談窓口設置について | セーファーインターネット協会 Safer Internet Association(SIA

 

しかし、部落の地名を出すなどした確信犯的な投稿についての根本的対策は、不十分と言わざるを得ません。

 

現在、部落解放同盟は「全国部落調査」復刻版を出版しようとした示現舎という出版社を相手に、差し止めの裁判をおこなっています。この図書は部落差別に使われるため、法務省によって回収・焼却処分とされた経緯があります。1審地裁判決を不服として双方が控訴、東京高裁での裁判がおこなわれています。

鳥取ループ裁判の判決について | 反差別国際運動(IMADR

 

2022.04.07

桜ふぶきです。

 

桜ふぶきを撮りに賀茂川へ。空が少しかすんでいたので、コンディションはいまいちでしたが、花びらの舞を収めることに成功しました。やさしい春風につつまれて風景を堪能できるのも、平和な世の中があってこそ。命の尊厳を守る行動がどれほど重要か、痛感します。

2021.05.20

不当逮捕から58年

 

狭山事件で石川一雄さんが不当逮捕されてから、今年で58年になります。

石川さんはYouTubeでメッセージを投稿。再審開始にむけて引き続いた支援を求めています。

また、狭山事件再審弁護団の事務局長・中北龍太郎弁護士もビデオメッセージを発信しています。

 

石川一雄さん、石川早智子さんのビデオメッセージ~不当逮捕58年を迎えて~(2021年5月) - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=8vXAlIl7dpk

 

中北龍太郎弁護士(狭山事件再審弁護団事務局長)のビデオメッセージ - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=oqOVFPL6Rdc

 

石川さんは文書でもメッセージを発信。部落解放同盟中央本部のホームページで見ることができます。

石川一雄さんのメッセージ(2021年5月):決議・声明|部落解放同盟中央本部 (bll.gr.jp)

http://www.bll.gr.jp/opinion/seimei202105.html

 

2021.03.06

朝日新聞デジタルでアンケート【至急・3月16日(火)まで】

 朝日新聞デジタルでのフォーラム「差別とは?」、アンケートが実施されています。(画像はサイトのもの)

差別とは? - フォーラム:朝日新聞デジタル (asahi.com)

アンケートの中では自由記述の部分があります。

部落解放同盟京都府連が求めている『人権侵害救済法』や『人権委員会の設置』など、主張をすることができます。

ぜひ、差別をなくすための意見を、アンケートに記入することをお願いします。

2021.01.20

2021年荊冠旗びらき動画をアップしました。

2021年旗びらき

 

2021年1月9日におこなわれた部落解放同盟京都府連合会の荊冠旗びらき動画です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数を縮小して開催された今年の旗びらき。

参加できなかった方のため、動画を作成しました。

2020.12.04

かんさい熱視線「部落差別はいま~たつの市実態調査から~」が放送されます。

 2020年12月4日(金)、NHK(おそらく関西限定)で午後7:30から

「かんさい熱視線『部落差別はいま~たつの市実態調査から~』」が放送されます。

再放送もあり、翌日5日の朝10:30からです。

番組ホームページの紹介によると、

差別を解消していくために何が必要なのか、考えていく番組となっているようです。

https://www4.nhk.or.jp/P2852/x/2020-12-04/21/48175/8207142/

また、NHKのEテレでも、12月10日、17日にバリバラ「Baribara × BURAKU」の再放送があります。

2020.12.01

京都新聞朝刊28面をご覧ください。

 

毎年12月1日、部落解放・人権政策確立要求京都府実行委員会では、

12月10日の世界人権デー(12月4日~10日は人権週間)の啓発のため、意見広告を京都新聞に掲載しています。

今年はインターネットの差別について取り上げました。

国連機関からも日本政府に人権侵害救済機関の設置や

ヘイトスピーチ規制法が勧告されています。

部落解放同盟京都府連合会が参加する、同実行委員会としても

「新たな人権救済機関」の設置を求めています。

2020.11.25

京都法務局の人権相談窓口

 

先日、お問い合わせフォームから、ツイッターの書き込みで差別投稿の報告、URLの提示がありました。

部落解放同盟京都府連合会も、その投稿を確認し、ツイッター社への報告をおこないました。

ツイッターへの報告は下記のURLからおこなっています。

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-report-violation

また、法務省のインターネット人権相談窓口から差別投稿の報告を、

下記リンクより報告をおこないました。

インターネット人権相談受付窓口 (jinken.go.jp)

報告については、URLはもちろんのこと、

「ツイッターにて『○○』が『○○』という差別投稿がありました。書き込みを放置することは差別の加担になります」と

完結に報告をおこないました。

その後、京都法務局にも電話で情報提供の連絡をおこないました。

京都法務局からは、削除要請について、検討する、とのことでした。

通常、削除要請には面談での要請が必要とのことですが、

今回は事前のメール等でのやりとりで、京都法務局の担当の方には事情がわかりやすかったため、

面談を割愛することができたようです。

ネットでの差別書き込みの報告があれば、こちらでも対応したいと思います。

2020.11.04

京都で狭山集会をおこないました

 

「1030寺尾差別判決46ヶ年糾弾!第3次再審請求闘争勝利京都集会」が1030日に、

京都府部落解放センターのホールでおこなわれました。

開場後の待合時間に、石川一雄さんのメッセージなどを放映。

京都府連合会では、狭山再審闘争の映像も作成しました。

希望者にはDVDを配布しますので、お問い合わせフォームから

お名前、連絡先、所属など明記の上、ご連絡ください。

詳細は、解放新聞京都版1195号に掲載の予定です。

追記:お問い合わせフォームから、DVD配布希望の方がおられましたが、

再度、お名前、連絡先、電話番号、所属支部など明記の上、ご連絡ください。

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