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2022.12.02

彫刻家・金城実さんの全国水平社創立宣言の琉球語訳を披露する京都集会

彫刻家・金城実さんの全国水平社創立宣言の琉球語訳を披露する京都集会

 =彫刻家の金城実さんが「全国水平社創立宣言」の琉球語に訳す!=

全国水平社創立宣言の琉球語訳を披露する会
現在、「琉球遺骨返還請求訴訟」の原告として、京都大学に対して、「沖縄の墓から盗掘した遺骨を、元の墓に還してほしい」と大阪高裁控訴審で闘っている彫刻家の金城実さんが、この一年をかけて「全国水平社創立宣言」(以下。水平社宣言)の琉球語訳を完成させました。
金城さんは、沖縄県の浜比嘉島で生まれ育ち、高校からは沖縄島にわたりました。浜比嘉島では古来以来の琉球語が使われており、高校から、大学へと進むなかで、ヤマト言葉がわからず、大変なご苦労をされました。しかし、金城さんにとって琉球語は、ものの考え方、表現の源(みなもと)であり続けてきました。
大阪での夜間中学などの教員生活のなかで、部落解放運動に出会い、水平社宣言を知った金城さんは、「この宣言がなぜ教科書に載らないのか」と、解放運動側にも取り組みを求めるまでしてきました。
1993年に沖縄県の読谷村に移った金城さんは、「沖縄で部落解放運動の精神を伝えたい」と、自らを形作った琉球語、それも浜比嘉島で使われた琉球語訳に取り組んでこられました。それは、琉球・沖縄の言語回復の営みであり、金城さん自身の原点を確かめる営みにもなりました。
10か月間の作業を終えて、100年前の1922年3月3日、全国水平社創立大会が開かれた京都市で、水平社宣言の琉球語訳を披露する会を開くことになりました。
披露する会では、水平社宣言の起草者である西光万吉さん生誕の地である奈良県御所市の西光寺で琉球語を読み上げたことの報告と、なぜ水平社宣言の訳に取り組んだのかについて話されます。
また、西光寺での模様を記録した動画も上映します。
ご多忙の事と存じますが、是非とも、「披露する会」に、お越し下さるようお願い申し上げます。
(記)
集会名: 全国水平社創立宣言の琉球語訳を披露する会
日時: 2022年12月4日(日)午後2時から4時 開場は午後1時30分
会場:京都府部落解放センター 京都市北区小山下総町5-1
最寄り駅:地下鉄「鞍馬口」駅下車 北へ約5分
会費: 500円+カンパ

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